ストレス肌をいたわるスキンケア #
いつもは平気なのに、春先に限って肌アレしちゃう。それは気候や環境の変化による「ストレス肌」かも。スキンケアや生活上の注意点を皮膚科の先生にうかがいました。

三寒四温に忙しい生活
肌はストレスいっぱい

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ストレス肌の状態
皮脂が少なく肌表面が荒れている。
乾燥しやすく
外からの刺激も受けやすい。

「毎年、冬から春にかけて肌の調子が悪くなるのでユウウツ」20〜30代の女性に多い悩みです。カサカサして化粧水がしみる、ファンデーションのノリが悪い、クリームをたっぷり塗ると赤くなったり吹き出物が出たりなど、この時期のトラブル例をあげるときりがありません。

夏の間は高温多湿で汗をよくかき、皮脂の分泌もさかんなため、肌表面は常にうるおっている状態。いわば「天然のバリア」が表面にはられているのでホコリや摩擦などの外からの刺激から守られているといえます。ところが冬になると乾燥して皮脂の分泌も減るため、肌は敏感になりがちに。さらに春先にかけて、日本の気候は「三寒四温」といわれるとおり、暖かくなったと思ったらまた寒くなるという繰り返しで、皮脂の分泌や新陳代謝の働きが不安定に。これが肌にとっての「ストレス」となり、様々なトラブルの原因となるのです。

また、冬から春にかけては、年度末で仕事が忙しかったり、歓送迎会が続いたりなどなにかと忙しい時期。不規則な生活や食事の偏りもストレスとなり、肌にも悪影響をもたらします。

暖かくなるに従って花粉の飛散も肌への刺激に。花粉症の人はもちろん、そうでない人も肌のバリア機能が整っていないうちに強い風などで花粉やホコリにさらされると、乾燥やかゆみを引き起こしやすくなります。


もう一つ、季節変わりのトラブルの重大な原因となるのが紫外線。夏の間に海や山でUVケアを十分せずに日射しを浴びてしまった人は、このころから徐々にシミが目立ってくるおそれが。また、冬の間は夏にくらべて日射しも弱いから大丈夫、とUVケアをせずに外出するととても危険。紫外線は夏よりも弱いものの、確実に地上に降り注いでいます。つもりつもって一気にシミ出現!ということにもなりかねません。さらに、加齢に従って慢性的に長期間紫外線を浴びることにより高齢になってから「日光角化症」という皮膚がんの前触れの症状を起こす可能性も。このようにたとえ目先はあまり変化があらわれなくても、時間がたつにしたがってじわじわとトラブルがあらわれてくる、それが紫外線の怖さなのです。

紫外線はシミ以外でも、皮膚の酸化をすすめ、シワやたるみなどの老化のもとになるので、この時期に限らず一年中しっかりUVケアをすることが大切です。

「夏のツケ」が一気に!?
紫外線は老化の元凶

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ひどくなってしまったシミ。
紫外線対策を怠ると
このような状態になるおそれも。


まめに、きちんと
紫外線対策を...

朝のケアではUVケアも重要です。最近ではファンデーションや下地に紫外線をカットする成分が入っているものも多いのですが、大切なのは「まめに、きちんと」塗ること。朝塗ったからと油断していると、昼過ぎに汗をかいたり服やハンカチで顔をぬぐったりした時に落ちてしまい、紫外線防止効果も落ちてしまいます。

SPF値の目安としては、ウィンタースポーツをするときにはSPF35〜40、PA+++を、日常生活の中ならSPF20〜25、PA++を目安にすると良いでしょう。あまりSPF値が高すぎるものは肌に負担がかかり、人によっては合わないこともあるので注意を。SPF値にこだわりすぎるよりも、ムラのないようきちんとつけることと、時間がたったら重ねてつけることを守った方が、十分な紫外線対策ができると言えるでしょう。


単なる乾燥だけではなく、表面に粉をふいたようになったり、かゆみがあってかいた跡が湿疹のようになったり、という場合は「皮脂減少性湿疹」を疑って。 01_03別名「乾皮症」ともいうこの症状は、皮脂の分泌が低下したために、皮膚の感想や敏感な状態が著しくなって起こるもの。かゆくなったらエアコンや熱いお風呂など皮膚温度の上がるものは血液のめぐりが良くなりよけいにかゆくなるのでNG。お酒や辛いものも同様の理由で悪化のきっかけとなるので控えましょう。

ひどい"カサカユ"
皮脂減少性湿疹
(乾皮症)にご用心


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